明るく、生きる。

両親からの虐待を克服し、明るく生きるための私の指針。

悲劇のヒロイン

小さい頃、私が母に叱られて泣いているときに必ず言われる言葉があった。

 

 

悲劇のヒロインぶってるんじゃない!!!

 

 

母は、私が本当は悲しくもないのに、自分を哀れみ、悲劇のヒロインだと思い込んでいるから泣くんだと言った。

 

 

その言葉を繰り返し聞くうちに、私は親の前で泣くことはなくなった。

 

泣いてもさらに叱られ、殴られるだけだ。

 

泣かないで必死に耐えたほうがましだ。

 

 

 

加えて私は、自分が悲しんで涙を流してはいけない人間だと思い込むようになった。

 

自分は本当は悲しくないんだ。

 

ただ甘えて自分が悲しいと思い込もうとしているだけで、悲しさなんてこれっぽっちも感じていないんだ。

 

そして自分の感情がわからなくなった。

 

父親に殴られているときも、無表情で耐え続けることが多くなった。

 

 

 

私は今でも自分のことで泣くことをあまりしない。

 

その代わり、体が反応する。

 

睡眠時間を削って検定試験の勉強をしていた時や、上司からの無茶ぶりで残業を続けていた時、友達との関係がうまくいっていなかった時。

 

私は自分が悩んでいたり辛いと思っていることに気づいていなかった。

 

だが、そういう時に必ず顔中にニキビができたり、蕁麻疹が出たり、胃がどうしようもなく痛くなるのだ。

 

 

 

体が悲鳴を上げると、自分はもっと悲しんでもいいんだと思い知る。